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2012年10月31日 (水)

尿と便

便秘がよくないとされるのは、いわゆる老廃物を体内にためておくことはデメリットしかないことによる理由です。老廃物といえば、便以外に尿もありますが、この便と尿はどうして2通りの排出方法で排泄されるのでしょうか?便と関係の深い、尿についての情報です。

人間が生きていくためには、エネルギー、栄養、水を吸収しなければなりません。そのために、人間は、食べたり飲んだりするわけです。
食べた物の残りかすは便として、水分は、尿として排泄されます。さて、ここで気になるのは、便のなかにも水分がふくまれているということです。

だったら、尿がなくても便だけでも用が足りそうな気もしますが、なぜわざわざ便と尿が分かれて排泄されるのでしょうか?
便と尿が別々に排泄されるのは、つくられる場所が違うためです。
便は消化管、尿は腎臓でつくられます。
消化管とは食物の通過場所で、食物の成分を吸収することがおもな役割です。ここで吸収されなかった不要な不消化物が便として排出されるわけです。

一方、尿は血液をもとに腎臓でつくられ、尿管、ぽうこう勝胱を経て、尿として排泄されます。
尿は、便と同じく老廃物の排出という役割ももっていますが、それ以外に、体液の恒常性の保持という大切な仕事もしています。

体液の恒常性の保持とは、「細胞外液の組成」と「体内の水分量」の変化が最小になるようにすることです。成人の身体は60%が水分でできています。
その内訳は、血液が5%、細胞のなかにある水分(細胞内液) が40%、細胞や血管の外ある体液( 問質液) が15%。
血液と問質液を細胞外液といい、そこにふくまれる各物質の濃度はだいたい決まっています。
尿が排出する成分を状況に応じて変えることによって、細胞外液の組成をほぼ一定に保っているのです。
さらに、体内の水分量の調整も、尿が担っている。口から摂取された水分は大腸や小腸で吸収され、その10分の1程度の量が便に出されますが、それは、消化管内での浸透圧の差から生じる水分移動の結果にすぎず、尿が担っている調節こそが生存するうえで重要なものなのです。
便と尿に分かれた排泄には、こうした深いわけがあったのだ。

便をしっかり出すための情報も大切ですが、尿もしっかり体から排泄する大切さがあります。体内を調整するときに、便の排泄だけでなく、尿の排泄についても気にとめると、美しい肌をつくることができます。

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