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2013年1月 9日 (水)

発酵食品を積極的に食べる

人頬は、大昔から食品を長期間保存するためにさまざまな知恵を絞ってきました。乾燥、塩蔵、燥製のほか、葉っぱの抗菌効果を利用した柿の葉寿司や笹寿司、ちまき、笹だんごや、灰の中に埋もれていた卵が始まりだというピータンのように、灰に埋めるというのも保存手段の一つです。
今のように冷蔵庫がなかった時代はどれほど大変だったのだろうか?と思いますが、実はそのおかげで腸には有益な善玉菌がすみついて今よりももっともっと抵抗力があり、元気だったのです。

しかし、もっとも偉大な発見は、発酵による保存法だといっていいでしょう。特に日本人にとって、発酵食品は古くから食卓の彩りに欠かせない、なじみ深いものだったはずです。

ぬか漬け、納豆、味噌、しょうゆ、鰹節など、どれも和食の昧の基本というべきものばかりです。最近は、ヨーグルトが発酵食品の代名詞のようになっていますが、日本人が∃一グルトを食べるようになったのは、まだ最近のことです。世界的に見れば、発酵乳と人間の付き合いは、人間が草食動物を飼いならすようになったときから始まっており、旧約聖書にも発酵乳が登場しているとか、発酵乳文化は世界各地に見られますが、現在のようにヨーグルトが世界中で食べられるようになったのは、20世紀初頭、ロシアのノーベル賞生物学者メチニコフが唱えた「ヨーグルト不老長寿説」に端を発しているといわれます。

その趣旨は、「ブルガリアを中心とするバルカン半島に100歳を超える長寿の人が多いのは、彼らがヨーグルトを大量に食べるのを習慣としているからである」というものでした。ヨーグルトを食べることで、腸内で増殖した乳酸菌が、老化のもととなる腸内腐敗菌を抑制し、それが長生きにつながるというのです。
のちに、ヨーグルトの乳酸菌は腸内に定住しないことが判明したのですが、これが乳酸菌や腸内細菌の研究を飛躍的に進展させるきっかけとなったことには違いありません。その結果、次々と新種の乳酸菌が発見され、いろいろな機能をもつ乳酸菌貼が出回るようになったのです。
ヨーグルトや乳酸菌飲料のほか、乳酸菌を胃酸や熱から守って腸まで確実に届ける工夫がされた乳酸菌製剤などがよく知られています。

腸が喜ぶヨーグルト選びなどは、ゆっくりじっくり読みたい記事です。

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