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2013年1月10日 (木)

腸の主な働きといえば、食べたものを消化吸収して、排便する 。そんなイメージが一般的ではないだろうか。食事でとった炭水化物やたんばく質、脂質、ビタミン・ミネラルなどの栄養は、小腸で消化・吸収される。
大腸には、数千種、数千兆個にも及ぶ腸内細菌がすんでいて、小腸で消化・吸収されなかった糖質や食物繊維の一部はこれらの腸内細菌の前節になって分解される。そこで腸のエネルギー源などとして利用されるが、分解されなかった残りカスは便となって体の外ヘー。
このようなよく知られた働きのほかに、腸には重要な役割があることが、近年わかってきた。例えば、小腸の粘膜には免疫細胞が集まっていて、アレルギー物質やインフルエンザウイルスなど、〝異物〞の侵入に対して免疫を調節する働きがある。
入ってきた食べ物を感知してホルモン分泌を促し、食欲や食後の血糖値をコントロールするといった役割も注目されている。さらに、最近、話題になっているのが、腸と肥満との関連性。
「腸内細菌が肥満や糖尿病、メタポリックシンドロームの発症に深く関わっていることがわかってきた」といいます。
動物試験だが、肥満マウスと正常体重のマウスでは腸内細菌群のバランス(細菌叢)が異なるという研究が海外で発表された。さらに「正常体重のマウスに高脂肪食・高糖質食を与えていると、腸内細菌叢が肥満マウスと似てくるという研究報告もある」と言う。

ヒト試験でも同様の結果が報告された。高カロリー食にすると、短期間で腸内細菌叢が変化し、便で排出されるエネルギー量が減ったというものだ
。このデータからは、カロリーが高いものを食べる人ほど、食事からのエネルギー吸収量が増えると考えられる。また、脂肪を多く摂取することで増加した腸内の悪玉菌が毒素を作り、それが増えることで肥満やメタポリックシンドロームなどの原因になっている可能性があると指摘する。
「大腸菌などの細菌が作りだす毒素は、通常、健康な人ではほとんど検出されないが、健康な人でも高脂肪食を食べた後では血中濃度が高くなるようだ」。
脂肪の多い食事をしていると、太りやすい腸内細菌バランスに変化する可能性がある、というわけだ。

動物性のたんぱく質、肉、魚、乳製品、卵等が好きだという人は、週に1度くらい、朝食を抜いて、その昼食は、植物性のものだけ(野菜、根菜類など)の食事にするような食習慣にすると自然に痩せる体質に変化するはず。
アイスクリームなども動物性食品になるので注意したほうがよさそうだ。
便秘体質の人の数%は、この動物性食品の過剰摂取が原因になっているケースが多い。

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