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2014年1月30日 (木)

ひどい便秘体質だという強い思い込みもよくない

「自分の腸は本当に頑固で、全然動かないんです。赤ちゃんのころからの便秘で、下剤も効きません」「1週間出ないことも珍しくないんです」

腸に関心を持ち、腸をいたわる気持ちを持つことが便秘解消のためには必要。しかし、自称スジ金入りの便秘の方々が、決まって口にされるのが冒頭のような言葉です。

「自分の腸には全く期待できない」「どんなことをしても期待できない」と、最初からあきらめモード。
ところが、肛門から温水を入れて少しマッサージをしただけで、そんな方の多くの腸が、実直な働き者のように、排便に向けて動き始めます。

頑固なはずの腸から便がどんどん排出される様子に最初は驚きました。そんなことを何度も経験するなかで、
「私の腸はどうしようもない」という方が来るたびに、「本当にダメな腸ですか? それは思いこみかもしれませんよ」と、私は疑問を投げかけてみるようになりました。もちろん、長い間便秘で苦しんできたのは事実だと思います。

下剤や浣腸を試して、うまく出た経験があると、それに頼って常用した結果、再び便秘になってすなったり…

腸への失望感はどんどん高まり、「私の腸はダメな腸」という気持ちが強くなってしまったのかもしれません。。
でも、もしかしたらその思いが腸に伝わって、腸が動かなくなっているとしたら?

不思議に思われるかもしれませんが、腸と持ち主との関係には、そういうところがあるようなのです。

腸の動きは、食べた物やライフスタイルが、そのまま反映しやすいものです。ただ、うまく腸に動いてもらうにはその個性を知らなければなりません。

たとえ話になりますが、それは、目の前の犬を訓練しようとしても、性格や習性を知らないままではどうにもならないことに似ています。
「思い通りにならない」「いうことを聞かない! 」と腹を立てる前に、犬自身の個性を知って、正しい指導をすること、喜ぶことをしてあげるのが大切です。

自分の腸も、悪い点にばかり目をやるのではなく、その癖や苦手なものをきちんと把握する努力が必要になります。

便秘でお悩みのみなさんに一度チェックしていただきたいのは、生活スタイルが腸の習性に逆らっていないか、食べ物が自分の腸に負担をかけていないか、1日の中できちんと排便できる時間を腸にあげているか?ということ。

「出ない」ことばかりに気を取られず、客観的に状況を判断して、自分の腸の性格を知り、仲直りの対話を始めてみませんか。それには、自分のお腹に触れて、「硬いところがないか」「詰まっているところがないか」と、自分の腸の状態を把握することも大切です。

おなかをゆっくりマッサージすることで腸からのSOSが聞こえてくるかもしれません。

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