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2014年4月 8日 (火)

足裏マッサージが便秘解消に効果的

一般的に女性は、男性に比べると便秘になりやすいものですが、特に出産後は、その傾向が顕著になります。
産後は腹壁がゆるみ、腹庄が弱くなることや慣れない育児や、不規則な生活による精神面への影響もあり、便秘になりやすいと考えられています。
このような女性たちの悩みを少しでも解消したいと思い、ある実験研究を行いました。それは、足の裏マッサージが、便秘に対して、実際どの程度の効果をもたらすのか調べたものです。この研究の対象者は、女性だ古ナでしたが、男女問わず便秘に悩む皆さんにお勧めしたいと思います。今回行った足の裏マッサージは、反射区の考えに基づくものです。

反射区とは、人問の体の各部、各臓器が足の裏に投影されているという考え方です。便秘の場合でいうと、対応する臓器は腸です。そこは、足裏の中央のややかかと側になります。主に両足のその対応部を、手の親指で強めにぎゅっぎゅっと指圧しました。指圧する強さは、押して「気持ちよい」と感じられる程度です。

実験研究は、2回にわたり行いました。1つめの研究では、便秘症状に悩む女性9名(平均年齢31.3歳)。対象者には、実験前にほぼ同じものを食べてもらうなど、調整できる条件は、なるべく同じにしました。
そして、足の裏マッサージを15分間行った日と、行わなかった日とで、腸の動きを比較したのです。具体的な数値として、リラックスの度合いを示す値と、腸昔の値を調べました。誰でも経験があると思いますが、精神的に緊張しているときには、便が出にくくなります。

ですので、リラックスした状況を作ることは、便秘解消には大切なことだといえます。そして腸音は、腸の活動状態を知るための指標です。腸音の数値が高くなれば、腸が活発に動いていることを示します。

結果は、足の裏マッサージを行うと、行わない場合より、リラックスの度合いを示す値、腸音の値ともに有意(明らか) に上昇していました。つまり、足裏マッサージを行うと、よりリラックスした状態になり、腸の動きも活発になることがわかったのです。

続いて、前回とは異なり、産後間もない女性18名に協力いただきました。

ここでは、20分問にわたり足の裏マッサージを行いましたが、そのほかは、前回とほぼ同様の方法で実施しました。

その結果、やはり足の裏マッサージによって、腸の動きが活発になりました。さらに、実験終了後しばらくの問に、排便や排ガスを認めた女性が、18名中7名もいたのです。マッサージ後に感想を聞くと、「気持ちよかった」「体や足が温かくなった」「おなかが動いた」という声のほか、「マッサージ中に便意を催し、トイレに行きたくなった」という人もいました。

これらの効果は、当初予想していたよりも高く、正直驚きの結果です。
施術のプロではないので、マッサージの技術は素人並みです。にもかかわらず、これほどの効果が得られたのですから、だれでも簡単に行える方法だということがわかります。

まずは、15分程度、足の裏の該当箇所を、自分でマッサージしてみてください。もしも自分でうまくできないというかたは、ご家族やパートナーなどにマッサージしてもらってもいいでしょう。


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